カムパネルラ

球体関節人形

スポンサーサイト

Posted by 千代田 梓 on

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ほんの少し制作過程と、乙女ゲヱム

Posted by 千代田 梓 on   0 comments   0 trackback

鼻と唇はただ粘土置いただけで未形成ですが
雰囲気とか少しずつ少しずつ…

月影1

見方によっては困ったような、でも幸福そうな感じの表情を目指してるんですけど
まだまだ先は長そうで´ω`口角とかうまく調整できるといいななんて

骨格作ってから眼球やら肉やら盛るのでほんとのろのろ



それから

世の女子もすなる乙女ゲヱムといふものを、干物もしてみむとてするなり

追記から「月影の鎖~錯乱パラノイア~」紹介&感想ですー ※ネタバレあり

ただし乙女ゲとはいうものの
良作の物語の中にたまたま恋愛要素も入ってる、といった感じで主軸は普通とちょっと違うかと


乙女ゲームとかそういうくくりを抜きにして、こんなに美しい物語に出会えると思っていませんでした。
鳥肌が立つほど悲恋が輝いてます。最初「中二っぽそう…」とか思ってた自分を殴りたい



時代は大正か昭和初期か。
財政難の小さな市に駐屯地の誘致が持ち上がったことから歯車が狂い始める。

じわじわと無くなっていく逃げ道に、異質なものを排除しようとするコミュニティ。
「月影の鎖」のタイトル通りそれぞれ何かしらの「鎖」に縛られた人々が
鬱屈とした息の詰まる日常の中で鎖を断ち切れるか、それに絡めとられ共依存に陥るか…

この作品の本分はやはり世に言う「めでたしめでたしな結末」ではなく
依存の先に待つ「ある意味幸福な終焉」だと。

ネタバレですが
かつて親友と妹が炎に飲まれるのをただ見ているしか出来なかった某が
奇しくも楼閣の火事で瓦礫の下敷きになり、主人公まで死ぬ道理はないと諭す場面。

迫る火の手に逃げることもなくそっと座ると某の頭を膝に乗せ
場にそぐわないほど穏やかな声と表情で
「こうしたほうがあなたのお顔が見えてお話ししやすいです。」

感情に任せてただ喚くでもなく、直接的な言葉で表現するでもなく。
随所に見られるこういう柔らかくて美しい運びに心揺さぶられました。

炎の中で2人ただ静かに最期の時を待ちながら、主人公が微笑んで囁く
「あなたを行く末長くお慕いしております」の一言もなんとも。

あと某とは他の人物ですが、朦朧とする意識の中、最後に交わした指きりと同じように
冷たくなった主人公の小指に自分の小指を絡めて瞼を下ろす心中エンドも好きでした。

本当は前後関係とか分かるともっと胸に迫るものがあるんですが
私の文章力じゃ伝えられない…もどかしい…

ちなみにプレイ中はほんと恋愛どころか、税金やら苦しくなる家計やら人の悪意やら
妙に生々しくてずっとボディーブローくらってる心持になれます^▽^衆愚政治に怒りしか覚えない

ただ私は読者として物語を読む感覚でプレイする&バッドEND大好物だからいいけれど
自分を重ねてとことん浸りたい人には向かないかもしれません。

軍人さんいるしなーとかいう適当な理由で買ったのを土下座したくなるくらいの良作でした。
スポンサーサイト

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://azusaxdoll.blog.fc2.com/tb.php/22-8625363c
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。